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【雑感】2022/4/30 山東泰山vs浦和(ACL GS-MD6)

マッチレビュー

ゆうき
ゆうき

2022.05.07


本記事はゆうきさんがご自身のnoteで連載中の記事になります。

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中2日での6連戦という、なかなか経験しないであろう日程を選手を入れ替えながら勝ち抜けたことはとても良かったですね。この6連戦トータルの振り返りは4月の月報に回すとして、今回は山東泰山戦に絞ってサクッと雑感を書いておきます。月報も全9試合分を振り返るとなると結構ヘビーですが、次の試合は5/8まで空くのでそこまでには書けるはず。はず。。

1位か2位かは未確定だったものの、GS突破は決まった状態だったので消化試合という意味合いも強く、リカルドが前日会見で宣言した通りこれまで出場機会が無かった工藤がスタメン、木原と牲川が途中出場しました。

牲川はゴールキックを1回蹴った以外はボールに触る場面が無かったので、ただスコールを浴びに行った人になってしまった気もしますが、出場試合数が0か1かは大きな違いなので、それだけでも価値があったと思います。


非保持の場面はほとんどなかったのでそこの感想は省いてしまいますが、保持については前半と後半で違いがあったのでそこをまとめておこうと思います。

前半は工藤が左ハーフレーンを運んで前進し、へその位置に安居、右に岩尾が流れ気味だったと思います。トップ下でスタートする江坂は味方の人数が多いところに顔を出す傾向にあるのかなと思いますが、岩尾が右に入ったことで人数が多かった右サイドでのプレーが前半は多かったと思います。それもあってか山東の左SHはあっさりと最終ラインへ吸収されて6-3-1のようになる時間帯がほとんどでした。

左は工藤が運んで外の明本へパス、明本へWBが食いついた背後へ大久保が流れるというのがパターン化されていたように思いますが、先述の通り浦和の選手のバランスは右に寄っているので、明本や大久保のところで突破できてもニアに人がいない分、そこへついていったとしても山東の守備陣はゴール前で待ち構えれば良いというスタンスで守れていたように見えました。


また、序盤からハーフラインを超えたあたりでオープンにボールを持てる回数が多く、前線から裏へ抜け出す動きも各所でありましたが、ゴール前までボールが入る回数は多くなかったのでCFの位置で起用された松尾が中盤や外へボールを触りに出張した時に代わりに中央へ入る選手がいないことが多かったのも気がかりでした。

ただ、前半の得点は浦和が人数をかけて厚くした右側が起点だったので、結果を見れば必ずしも配置の偏りがネガティブだったとは言えないのが難しいところ。


後半に入ると、この左右差への調整が見られました。これはサクッと図にしてしまいます。

江坂を左に移動させてその分大久保を中寄りにすることで、前半に見られた左が手薄になってしまう現象には手を打ったように見えました。岩尾のスタート位置も右ではなく中央になることが増えて、その分安居が左へズレることが多かったと思います。

そうなると前半に工藤が運んでいた左側のスペースは埋まっているので、後半は右の知念が運んで相手陣内へ侵入する役割に変わりました。知念は左利きなので右CBに入る機会がこれまでどのくらいあったか分かりませんが、少なくとも左側でプレーすることが多かったはず。それでもしっかり運んで前をボールをつけられていたのはとても良かったと思います。


この6試合全体での話にもなりますが、裏へのアクションが増えたことでハーフレーンの一番奥までボールが入る回数も増えていたのは結構ポジティブな点だと思います。

もちろん、相手の守備のレベルが、という要素はあるにしても、昨年はなかなかチーム全体として裏へのアクションが起こせていなかったですし、ハーフレーンをえぐることで相手の体の向きがゴール方向になった状態を作る回数がとても少なかったので、そうした課題の改善が見えてきているのではないかと思います。


木原はボールが動くたびに体の向きを作り直していたので、チャンスを決めきれるかは分かりませんが、少なくともチャンスの場面にきちんとシュートを打てる状態でいられる回数は多くなりそうな選手だなと思いました。チームがお膳立てする回数が増えれば増えるほどゴールを量産できる期待感があります。

ルヴァン杯があればどんどん実戦で起用して感覚を高めて欲しいなと思いますが、既にリーグで出遅れているだけでなく、松尾が特にこの2試合でゴール前で違いを発揮していたり、シャルクもやれるところを見せていたりしたので、簡単には次の出場機会は回ってこないな、と思ってしまいますかね。

松尾のゴール前できちんと相手を見てコースへボールを蹴れる技術は、似たような起用をされることもあった関根や大久保よりも上だろうと思います。開幕は出遅れましたが、ACLが今後のリーグ戦での出場機会をさらに増やすきっかけになりそうです。


残り30分くらいからとんでもないスコールでしたが、そういう状況であっても怪我をせず、不要なカードももらわず、きっちり試合をクローズできたのは良かったですね。雨が強くなるほどゴール裏からの声も強くなっていましたが、最後まできっちり試合を進められたのはそうした雰囲気づくりのおかげもあっただろうと思います。

次に彼らの声を受けながら試合が出来るのは8月でしょうか。やはりあの声があってこそだと強く感じたこの半月。早く国内でもあの光景を取り戻したいですね。


冒頭にも書きましたが高カロリーだった4月の試合をすべて消化したので、月報として1か月のまとめを次の試合までに書きたいと思います。

今回も駄文にお付き合い頂きありがとうございました。


浦和レッズについて考えたこと

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